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デビルマンブロンズ像

デビルマンブロンズ像

デビルマンの生みの親、永井豪先生監修の元、デビルマン誕生40周年に作られたデビルマンブロンズ像は至極の逸品。
永井豪先生をはじめ鋳物の町、富山県高岡市に拠点があるダイカストメーカーの株式会社ナガエと気鋭の美術作家が手を組み、一流の職人、技で精巧に製作されました。
デビルマンブロンズ像は、さまざまなポーズや色の試行錯誤のうえ現在のカタチになり、美術工芸品として1つ1つ職人の手によって仕上げられています。
永井豪先生の直筆サインプレート、先生が総監修を証明する、証明銘文が封入されます。

富山県が生んだ伝統工芸「高岡銅器」

富山県高岡市は「高岡銅器」の生産地。
「高岡銅器」は、自由で繊細な造形でしなやかでしっとりした美しい鋳肌が特徴です。
高岡銅器を作る伝統技術は、全国的にも有名な国宝 瑞龍寺や高岡大仏にも用いられています。

「高岡銅器」は、日本の銅器生産95%のシェアを誇ります。
梵鐘(お寺の鐘)などの大きいものから、有名なモニュメントや銅像・仏像、そして茶釜や花瓶、香炉といった道具まで、その多彩な鋳造技術と技は全国的にも随一を誇ります。

富山県高岡市の歴史は、およそ400年あまり。
江戸時代、慶長14年(1609年)に加賀二代藩主・前田利長が高岡城と城下町を築いたことに始まります。
その2年後に、町の反映を図るため7人の鋳造師を現在の高岡市金屋町に錫物工場を開設しました。
明治、大正にかけて火鉢・瓶掛・茶道具・置物などの製作がさかんになり、高岡銅器の美術的価値が全国に知られるようになりました。昭和50年には、日本で最初の国の伝統的工芸品の指定を受け、その後、特定産地にしていされました。

発祥以来400年以上の時を経た今も、日本唯一の銅鋳物の生産地として幅広い製品を手がけています。「高岡銅器」は、先代の職人から脈々と”現在”に受け継がれた伝統技術と技でが光る逸品です。

富山県が生んだ伝統工芸「高岡銅器」

気鋭美術作家 清河北斗×デビルマン

富山県黒部市在住の、新進気鋭の美術作家の清河北斗氏が手掛けたデビルマンをモチーフにした「悪魔人間降魔成道像」は、表情から、翼、胴体のすべての細部までこだわっています。
高岡銅器で作られた像は、小さいながらも、手に持てば、ドッシリとした重みがあり、デビルマンというキャラクターが背負った業の重さを感じられると思います。
デビルマンの生みの親でもある永井豪先生からは「見事な芸術作品」と、お墨付きをいただきました。

降魔成道像とは?

降魔【ゴウマ】悟りを妨げんとする悪魔を降伏(こうぶく)すること。
成道【ジョウドウ】成すべき真理を求める者が厳しい修行の果てに悟りを開くこと。

このデビルマンブロンズ像「悪魔人間降魔成道像」は、釈迦の生涯を八段階に分けた「八相成道」の世界をモチーフとしています。成道(悟りを開くこと)の最終段階が「降魔=ごうま」と言い、今まさに開悟する釈迦を妨害せんと、マーラ(悪魔)の軍勢が攻め入り、釈迦はこれを悉く打ち払い成道を果たすという伝説があります。『デビルマン』もまた混迷の中で闘う大義を探す物語でした。襲い来る軍勢は、一時はシレーヌやジンメンといった悪魔でしたが、皮肉にも最後は堕落した人類こそが悪魔という結末に至りました。
これらを降伏させ「最愛の人を護る」という結論にいたり、さらにはその最愛の人をも人類に殺され、すべてを失いながらもサタンとの最終戦争を決断する様は、まさに釈迦の「降魔成道」にシンクロする姿といえます。混迷した社会に闘う人々にとって、この悪魔人間降魔成道像は、崇拝に価する最も美しく気高い、勇気と強い意志の象徴となるでしょう。

誇り高き闘神、守護神の姿

気鋭美術作家 清河北斗×デビルマン

迫り来る悪魔の軍団を降伏せんとする降魔成道の思想は、デビルマンに 畏怖の対象に足る、荒ぶる印象をあたえます。
“常在戦場” “臨戦態勢”。八分ほどに拡げた翼、前傾姿勢、決意に満ちた表情。
そこにある造形の全てが、闘う守護神の迫力を醸し出しています。

坐像(ざぞう)であることの意味

正面からは立像のように見え、闘神、守護神としての脅威を発揮する本像も回り込むと坐像(ざぞう)であることが明らかとなります。
多くの降魔成道釈迦像が坐像(ざぞう)であることにちなみ、本像も仏像的には善跏倚坐(ぜんかいざ)にあたる姿勢をとっています。

妥協なき、背面部の造形

両翼の裏側と背部の状態は、飾られた際に普段は隠れる部分となりますが、新たな解釈による妥協の無い造形考証がほどこされ、その見事な骨格とたわみ、そして筋肉の表現によって、これまでの闘いの激しさを饒舌に物語るようです。

赤銅色・青銅色

デビルマンのブロンズ像は、赤銅色と青銅色の2色があります。

デビルマン(赤銅色・青銅色)